2019/11/29 - 2019/12/05

edenworks 10th anniversary exhibition

「WHAT REMAINS IN FUTURE?」

オープニング第二弾は、独自の感性で花の可能性を広げるクリエ イションを発信し続けるedenworksによる、花の過去・現在・未来を表現する10周年記念企画を、COMINGSOONをはじめ、表参道ROCKETと代々木公園のPLANT by edenworksの3箇所にて同時開催します。
COMINGSOONでは、edenworksのクリエイションのテーマでもある「WHAT REMAINS IN FUTURE?( “未来”に何が残るのか?) 」という問いに、現在edenworksが考える10年後の可能性をファッ ションと食で表現。
レディー・ガガやVERBALなどの衣装デザインも手掛けるファッションデザイナー江幡晃四郎とのコラボレーションで、品質管理のため販売できなくなった折れた花やキズがついた花、落ちてしまった花びらなどを棄てたくないという想いから生ま れたedenworksのプロダクト「Flower Down Piece(フラワーダ ウンピース)」を使った、”未来”に向けた作品を展示します。

また、テ ーマに共感した「MAISON CINQUANTECINQ」、「Lanterne」、「AELU」を運営する丸山智博と、「Bistro Rojiura」、「PATH」、 「LIKE」のオーナーシェフ原太一を迎え、レストランでの廃棄食材を使った “棄てない”スペシャルスープを販売。

さらに、鎌倉・大船 の漢方薬局「杉本薬局」三代目の杉本格朗を迎え、柿のヘタやザクロの皮など、普段 “棄ててしまう” 部分を使った漢方のワークショップや 飾って飲めるティーブランド「Have a Herbal Harvest」による 、商品に使用できず”棄ててしまう”オーガニックハーブを使用したソイキャンドルの販売&ティーブレンドイベントも開催予定 です。

そして同時開催企画として、2019年9月にオープンした、「植物・工場」の2つの意味を持つコンセプトショップ「PLANT by edenworks」にて、”現在”の取り組みである、生花をドライフラワーに加工する過程をインスタレーション形式で発表。来場者 は生花を持参するとインスタレーションに参加することもでき ます。

また表参道ROCKETでは、edenworksの原点である生花 販売ショップ「edenworks bedroom」を再現し、生花作品や生 花アレンジを販売するとともに、”過去” 10年間の活動の記録 を映像で紹介します。 今回、3拠点を巡るスタンプラリーに参加した方には、「芽が出て花が咲く、その後の未来も想像してほしい」という願いをこ めて、花の球根をプレゼント。”棄てたくない”という純粋な気持 ちを発端に生まれ、自身を取り巻くあらゆる環境を見直すきっかけになることを願うedenworks の10周年記念展で、「WHAT REMAINS IN FUTURE?」の答えを見つけてください。

 

【PROFILE】
篠崎恵美(edenworks)
2009年に独立後、百貨店のウィンドウディスプレイや店内装飾、ブランドとのコラボレーション、雑誌や広告、CM、MVなど、花にまつわる様々の創作を行ってきたedenworksは、2014年にROCKETにて開催した展示をきっかけに、2015年フラワーショップ「edenworks bedroom」をオープン。生花を使った活動の過程で、撮影の後やお店で売れ残ったまだ美しいはずの花々が棄てられていくことに疑問を抱き、その花をドライフラワーへと加工し販売する活動を 2017年「EW.Pharmacy」にて始動。さらに近年では、そのドライフラワーを店頭で販売する過程で、品質管理のため販売できない折れた花やキズがついた花、落ちてしまった花びらを捨てなければならない行為が”お花を捨てたくない”という想いとの矛盾が生んでいることに違和感を感じ、ゴミにしてきた花々を集め薄い生地に閉じ込め、インテリアやファッションとしても使用できるプロダクト”Flower Down Piece”(フラワーダウンピース)を生み出す。2019年9月より、edenworksのクリエイションを生む仕事場として「PLANT by edenworks」をスタート。アーティスト活動としては、イタリアミラノにて紙の花のプロジェクト「PAPER EDEN」を発表。その後アムステルダム、上海、パリなど国内外でインスタレーションを行なっている。
HP :edenworks.jp
instagram :@edenworks_

江幡 晃四郎 / Koshiro Ebata

2009年よりファレルウィリアムスなど、世界の名だたるアーテ
ィスト達が訪れたセレクトショップGARTERを経営。2015年にGARTERをアートギャラリーに業態変更。映画監督の園子温、現代美術家Chim↑Pom、会田誠などの展覧会を開催し、 2016年に国際的メディア“BLOUIN ART INFO”にTOP 5 NEW ASIA ART SPACEとして選ばれる。2019年2月よりSNS 住所非公開のコンセプトストア“鮫と餌”をスタート。現在は、障害者施設との生産連携した廃材プロダクト”maison2,3”を立ち上げ、東京都現代美術館等で販売予定。ファッションデザイナ ーとしては企業デザイン提供を主にAlina Zagitova、Lady gaga、VERBAL等の衣装デザイン、MILANO SALONE、 Watari Museum of Contemporary Art等で作品展示も手掛ける。

丸山 智博 / Maruyama Chihiro

シェルシュ 代表。1981 年長野県安曇野生まれ。大学にて化学を専攻したのちにフランス料理の道へ。青山「L’ami du vin “ ENO”」にて榎本実シェフに師事、その後都内ビストロ、カフェの料理長を経験。2013 年に cherche inc.を立ち上 げレストラン運営、ケータリングサー ビス、メニュープランニングやレストランプロデュース、広告やカタログ撮影などフードコーディネーターとしても展開。


原 太一 / Hara Taichi

都内のフレンチレストラン数店で修行後、2011年渋谷に「Bistro Rojiura」をオープン。ミシュランガイドのビブグルマンで6 年連続で選出される。2015年代々木八幡に「PATH」をオー プン。
2017年にTimeout Tokyoで「東京、注 目の若手シェフのレストラン」10店に 選ばれる。2019年白金台に「LIKE」をオープン。

杉本 格朗 / Kakuro Sugimoto

1982年生まれ。1950 年創業の杉本薬局(鎌倉 市大船)の3代目。古典的なイメージの漢方を、もっと身近に感じてもらうため、店頭で漢方相 談をする傍ら、坂本龍一氏主宰のイベント「健康 音楽」や「湘南蔦屋書店」、「無印良品」などで、ワ ークショップやイベントなどを展開。「かまくら晴 々堂」や「EN TEA」、「eatrip」ほか製薬会社など との商品開発にも携わる。漢方の枠を超えて、生 薬を使った染物やインスタレーションを制作するなど、さまざまな分野で幅広く活動している。 著書『鎌倉・大船の老舗薬局が教えるこころ漢 方』。

Have a Hebal Harvest

CATERING ROCKETによる、 飾って美しく、お茶にして飲めばハーブの香りと効 果を感じることが出来るハーブティーブランド。一 般的なハーブティーの茶葉は、まとめての天日干しや乾燥機でつくられるため、葉が縮まって形状 を残さず製品化されているものが多く、「Have a Herbal Harvest」は、まるで生け花や押し花のようにハーブ1本1本の枝ぶりや葉のカタチをいかし たまま乾燥させているので視覚的に美しく 、イン テリアとして目でも味わえる。季節のハーブを使 い1点もので制作。


会場:COMINGSOON
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ1F
会期:2019年11月29日(金)~12月5日(木) 営業時間:10:00~21:00(12月5日~18:00)〈会期中無休・入場無料〉
電話:03-5412-1811(11/18まで)03-6809-0964(11/19以降)

【同時開催】
会場:PLANT by edenworks
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1-37-2 会期:2019年11月29日(金)~12月1日(日)、 12月3日(火)、12月4日(水)
営業時間:13:00~17:00〈入場無料〉
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会場:表参道ROCKET
住所: 渋谷区神宮前4-12-10表参道ヒルズ同潤館3F 会期:2019年11月29日(金)~12月4日(水)
営業時間:11:00~21:00 (12/1(日)~20:00、12月4日(水) ~18:00)〈会期中無休・入場無料〉
電話: 03-6434-9059
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